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bongobananaman #ちっちゃく見せなくてもいいじゃない初回2時間スペシャル
bongobananaman #すべてフィクションです
『美穂/第四話』 翌日。 得意先の会議を終えた僕は、夕方近くに事務所に戻って来た。 僕の所属する課の他のメンバーはまだほとんど帰社していない。デスクの下に乱暴に鞄を放り投げると、僕はデスクのパソコンのスタンバイを解き、行き先板を確認した。 何年かまではまだホワイトボードにマジックで行き先を記す行き先板を使用していたが、それ以降は我が社はPC版のそれを使用していた。 外回りなのか出張中なのか、もしくは休みなのかを示すアイコンを選択し、主たる行き先を手入力する。更に帰社時間を30分刻みの候補から選び完了をクリックすると登録が終了する。このソフトの便利な所は、イントラが組まれている社内のネットワーク内ならどこからでも誰でも、誰の予定でも確認できる所だ。他の営業所や他県の支店からでも確認が取れる為、例えば相手が終日会議中だと分かれば余計な電話を入れる手間が省ける。更にこのソフトは伝言メール機能が付いており、簡単なメッセージ程度なら即送信できるので通常のメールよりも圧倒的に便利だった。転送設定もしておけば、携帯電話にもそのメッセージが飛んでくる。 僕は自分の課を選択し、他のメンバーの行き先と帰社時間を確認する。特に誰の予定を確認したい訳ではないのだが、自分が皆より先に帰った日などは、メンバー全員の予定をチェックするのがいつの間にかのクセになっていた。 『…ほとんどが直帰か』 課の一覧ページには、メンバーの全員の名前が横書きで表示されているが、名前の前に付いているアイコンは、直帰を示す赤い家のマークのアイコンだらけになっていた。ちなみに出張中であれば青い飛行機のマーク、外回り外出中であれば黄色い車のマーク、休暇や有給中であれば緑色のヤシの木のマークが表示される事になっている。社内にいて在席中の時は何の絵柄もない、ただの真っ白なアイコンを選ぶ事になっている。 僕の斜め向かいの席にいる美穂は、僕が帰った時から姿が見えない。アイコンは真っ白なのだが。 ミーティングでもしてるのかな…。 昨日の奇妙な美穂の申し出の事をぼんやり考えながら、一通り確認が済んだので行き先板を閉じた。閉じたとほぼ同時に後ろから声をかけられた。 『お、お疲れっすー』 同期の前田祐一だった。 『おお、お疲れ』 『何、今日はもう外回り終了か?』 『ああ。例の月例会議終わったからな』 『ふーん、それはそれはご苦労さんっと』 祐一は少しおどけて言うと僕の隣りにある自分のデスクに腰を下ろした。 祐一とは同期入社の間柄で、最初の配属時から僕と祐一は同じ課となっていた。 普段から何かととぼけてみせる事が多く、課のムードメーカー的な存在の祐一だが、仕事振りはいたって堅実だった。手間のかかる仕事も地道にコツコツと仕上げ、それでいてそういう苦労を常に周りに感じさせないように立ち回り、僕は仕事なんか嫌いなんですう〜ととぼけながら明るく振る舞う祐一が、僕は大好きだった。 一生懸命な姿を周りに見せるなんてカッコ悪いじゃん? と、いつか祐一と飲んだ時に言われた事がある。奴なりの美学はよくわかるのだが、それだとお前の事をよく知らない奴からは、軽くて適当な奴だと評されてしまう事もあるんじゃないのか?と聞いた事がある。しかし祐一は、そんな心配などどこ吹く風と言わんばかりにこう言った。 『いいんだよ、俺が目指してんのはサラリーマン版の高田純次なんだから』 『高田純次? 植木等じゃなくてか?』 『古いねお前は。まあどっちでもいいけどね。要するに俺、スーダラ節が信条だから』 何だよそれ、と2人で笑いあった。 祐一の、自分の思う通りに生きているその生き様は僕には羨ましかった。が、それをただ羨むというのはまた少し違っていた。憧れにも近い感情が常にそこにはあり、トラブルに巻き込まれた時や、自分では判断がつかないような案件に引っかかった時などには、僕はいつも祐一ならどうするかなと考えていた。また実際に祐一に相談する事も多かった。そんな時祐一はいつも、お前は考え過ぎるからなぁ、と僕の悩みを笑い飛ばしてくれた。また、実際祐一の助言に従うと大抵はうまくまとまる事も多かった。 同期にこいつがいてくれて良かった。僕は本当にそう思っていた。 『今日早く終われんのか?』 不意に祐一が聞いてきた。 『あ?ああ、今日やる事はだいたい終わったからな。えーと…7時頃には帰れるかな?』 『じゃあ今夜一杯どう?』 右手でグラスを傾ける仕草をする。 『そうだな、たまには行くか』 ついでに昨日の美穂の件も相談してみようか。 祐一ならこの奇妙な謎も、意外に簡単に解いてみせるかもしれない。夕べから考えていたが、どうも美穂の申し出にはデリケートな内容も含まれている気がしてならない。会社のメンバーに見られたくない、というのもそうだ。この段階で他のメンバーに相談したりすると、どこで曲がって漏れ伝わってしまうかもしれない。その点祐一なら安心だ。同期の僕からの相談だからという事もあろうが、人からの相談事を本人の了承も得ずに軽々しく他人に話す人間ではない。 ちょっと聞いてみようか。 そう考えながら僕は仕事の整理に取り掛かった。 続く
『美穂/第一話』 ギッ! 社有車であるアクシスのサイドブレーキを引き、僕は深い溜息をひとつついた。 長い苦情対応に追われ、今やっと事務所に戻ってきた所だ。インパネのデジタル時計は21:45を示している。かつてはこれぐらいの時間など残業の内にも入らないぐらい深夜まで残業をしていたものだった。 景気が良かったあの頃、とひと言で言えばそういう事だが、今はそうではない。世間もマスコミも、更に言えば会社自身もが早く帰れ早く帰れと騒ぎ立てる。売上計画が前年を下回る事などないというのに、だ。 時短は確実に実行されている。にも関わらず売上は落とせない。となると、営業畑にいる自分がやらなければならない事は二つしかない。朝早くから動き出し効率よく営業するか、若しくは仕事を家に持ち帰るかだ。 後者は僕にはできない。 帰宅途中に何処かで飯を済ませ、家に帰ってスーツを脱いでからなお、書類の束と向き合う気力など僕にはなかった。 脳のオンオフの切り替えははっきりさせたい。僕はそう思っていた。独身生活こそ長いが、そこまで仕事漬けの日々など送りたくない。例え帰宅後に、心許せる恋人と電話やメールで語り合う事などないとしてもだ。 幸いな事に僕は朝はそれ程弱くはない。普段より少々早めに自宅を出れば電車だって空いているし、社有車での直行直帰が認められている今は、自宅から得意先へ直で向かう方が効率が良いのは間違いない。 但しそれを行うには前の日の段取りが重要である。 外出していた間の今日のFAXをチェックし、翌日得意先に持参する資料を整理して鞄にしまう。最低それだけでも前夜にやっておかなければならない。FAXなどは大抵内勤の業務の女性が処理してくれている。カタログやサンプル送付依頼など簡単な物は、いちいち僕の確認など取らずに済ませてくれているし、確認や指示が必要な物は一旦そのFAXをコピー機でpdf化し、それをメールに添付して送ってもらう。iPadを持たされている今は、そうやって事務所に戻る手間も省いて効率化を図っている。 但し、だからと言って対外的にも全て紙が不要かと言うとそうでもない。契約書などは最後はどうしても紙になるし、iPad画面だけ見せて商談が全て終わる程、世間はペーパーレス化されていない。得意先には中小企業だってあるし、デジタルとは未だ無縁の老人だって大勢いるのだ。 今夜は得意先にネチネチとミスをつつかれ、心身共にヘトヘトになっていた。本当は明日の午前中を内勤処理としこのまま直帰したかったのだが、明日はどうしても外せないお得意先での会議がある。配布する資料は出来上がっているのだが、人数分のコピーをまだしていなかった。本当はこれこそ昼間の内に電話で内勤の女性に指示しておけばよかったのだが、それを失念してしまうほど、急な苦情対応に追われてしまったのだ。 コピーだけ済ませて、さっさと帰宅しよう。そう思ってアクシスを降りると、ふと事務所の明かりがまだ灯っている事に気が付いた。 変だな…? 先程も言った通り、昨今は会社が帰れ帰れとやかましい。この時間で事務所にまだ誰かいるなど、最近ではあまりない事であった。 事務所の裏口に回り、暗証番号キーを叩く。 ピーという電子音がして、ロックが解除され僕は中に入った。 と、事務所の二階からドタドタと階段を駆け降りる音がして、営業の二年後輩にあたる青山耕一郎が姿を見せた。 『あ、お疲れっす』 青山はなんだか急ぎ足で、僕が今入ってきた社員通用口へと向かって行く。 『なんだ、今日は遅いな』 そう言い終えるか終えないかの内に、青山は素早くドアを開け出て行ってしまった。 なんだよ、何慌ててるんだか… 僕は少々違和感を覚えた。 確かに最近の会社は、社員の帰宅時間にはうるさい。が、強制退出までは踏み込んでいない。どうしてもやらなければならない事があれば上司の許可を得て残業する事は可能だ。だが青山はそういうタイプではない。課が違うので正確な所はわからないが、少なくとも自主的に遅くまで残業を決め込むタイプではなかった。営業成績も平均点で、所謂ノルマも達成する月もあればしない月もあると、奴の上司から聞いた事がある。 あいつもクレームでもあったのかな…? そう思いながら階段を上がり、自分のオフィスに入ると、もう一人残業をしている人物が目に入った。 『あ、お帰りなさい』 振り返ってそう声を発したのは内勤の美穂だった。 続く
『美穂/第二話』 美穂がまだ事務所に残っている事に僕は驚いた。 『なんでまだいるの?』 僕は尋ねた。 美穂は開いていたパソコン画面を閉じ、立ち上がって答えた。 『あの…今日は私のせいで申し訳ありませんでした』 と深々と頭を下げた。 『ああ…』 僕は美穂の言っている事を理解した。 今日僕が急な苦情対応に追われた、というのは端的に言うと美穂のミスが引き金だった。 ウチの会社の営業はルートセールスだ。つまり、一般の不特定多数のユーザーに直接物を売るのではなく、商社または特約店、代理店と呼ばれる中間業者に物を売る事で利益を得ている。それら特約店を営業マン一人当たり10社前後担当し、日々その決まった特約店を回って注文を取ってくる訳なのだが、基本的に行き先が決まっている訳なので、営業をサポートする役割の内勤業務の女性も、営業マンとペアを組むような形で同じ特約店を担当する事が多い。僕と美穂も同じ課でペアを組んでおり、今日の苦情というのもその内の一店からの物であった。 『なんだよ、そんなの気にしないで先に帰りゃ良かったのに』 『いえ…でもそういう訳には…』 『安達部長はいつもの事だよ。何か相手にミスがあるといつまでもネチネチと…。あそこを担当するってのは部長さんの説教込みって事だからね。君が居残ってまで僕に付き合う話じゃないよ(笑)』 『……ええ』 美穂はぎこちなく笑った。 それはミスと言うにはあまりに些細な間違いだった。 結論から言うと、先方からの発注を受けたある商品の数量を美穂が打ち込み間違いをしたのだ。 結果的に注文よりもはるかに多くの数量の商品が先方に届いてしまい迷惑をかけてしまったのだが、実はそれも僕に言わせれば大した事ではなかった。注文を受けた商品というのは市場では人気の商品で、少々数量が多く入ってしまったからといってそれがハケるのにはそう時間がかかる事ではなかった。当方のミスを棚上げして言う訳でもないが、次からは気を付けろよ、で済ませてもいい話じゃないか、僕はそう思っていた。 が、仕事とはやはりそれで済むものではない。 先方にだって仕入れ計画もあれば販売計画もある。今回も何とか返品ではなく買い取りで話を付けてもらったが、極端な事を言えばそれによって先方の資金繰りが悪化したかもしれない。また、予定より多くの数量が入った事で先方の倉庫の番頭さんにも想定外の作業を強いる事になった。それが罪である事は間違いなかった。 僕は安達部長の長時間の説教に耐え、何度もお詫びを繰り返しようやく解放され事務所に戻って来たという訳だった。 『まあともかく買取りで許してもらえたし、この件はこれで終わりだから』 『ええ…本当にすみませんでした』 『さ、もう残ってる理由はないでしょ?帰りなよ』 『あの…でも…先輩は?』 『ああ、僕?明日の会議のコピーがあるからさ。それ終わったら帰るから』 『あ、じゃあそれ私が…』 『いいってば。こんなのソートで30部作るだけだし。手伝ってもらう事なんかないよ』 『…そうですね』 『わかったらさっさと帰ってねー』 僕は少しおどけて言った。 責任感の強い美穂がせめて何か手伝いでも、と思うのは無理もなかったが、ともかく苦情は終わったのだ。いつまでも責任を感じられていても正直煩わしい。 『わかりました…じゃあ、すみませんがお先に失礼します』 『はーい、また明日』 美穂が軽く会釈をして事務所を出て行った。僕は美穂に一瞥をくれるとすぐに事務所のドアと反対側の壁にあるコピー機へ向かった。原紙となる資料を差し込むと、コピー機が大きな音を立ててコピーを開始する。1セットが40枚程ある資料が30部だ。全て終わるまでに15分、20分はかかるだろうか。続々とトレーに重ねられていくコピー紙を眺めながら、やはり世間はそれほどペーパーレスでもないよなー、などと考えていた。暫くトレーとコピー機の液晶画面を見ていたが、ふと顔をあげると、コピー機の正面にある窓ガラスに美穂が写っているのが見えた。 僕は振り返って言った。 『なに、どうしたの?忘れ物?』 『いえ…そうじゃなくて』 コピー機の音が大きくて美穂の声がよく聞こえない。 僕は入り口近くに立つ美穂のそばまで歩いて言った。 『あの…もしよろしければ…』 『?』 『今度…近い内に食事でも行きませんか』 『は?』 予想もしてなかった台詞に僕は驚いた。 『あのさ、今日のお詫びとか、もしそんな事を考えての話だったら…』 『違うんです!』 美穂は慌てた様子で僕の台詞を否定した。 『あ、いえ、それももちろんありって言えばありなんですけど』 『…?』 『ちょっと、ご相談したい事もあって』 『相談? 』 続く
『美穂/第三話』 相談?僕に? 一体何の相談があると言うのだ。 自慢ではないが僕と美穂はそれほど親密な間柄でもない。仕事でペアを組んでいるとはいえ、それもこの四月に担当替えがあって初めてペアになったばかりだ。実質まだ三か月も経っていない。 課全体の懇親会は何度かあったが、もともと大人しいタイプの美穂は懇親会の場でも決してハメを外す事などなかった。僕とも当たり障りのない話しかした記憶がない。そんな美穂が、僕と食事に行って相談したい事があるなど、とても考えられる話ではなかった。 『相談て…なんか悩みでもあるの?』 我ながら間抜けな質問だった。 悩みがあるから相談したいんだろうが。心の中で自分で自分にツッコミを入れつつ、返事を待つ。 『…ええ、ちょっと聞いてもらいたい事があって…』 美穂は僕と目を合わせず、下を向きながらそう言った。 僕は相変わらず美穂の申し出に違和感を持ちつつも、こう言った。 『仕事でもペアを組んでる事もあるし…僕でいいなら話ぐらい聞くけど?』 食事までしなきゃならない理由は残したままだが。ああ、それが今日のお詫びという事なのかな? そんな事を考えていたら、美穂が更に驚く事を言った。 『ありがとうございます…えっと、先輩今度の土曜日はお休みですよね?』 『えーと…うん、休日出勤もないし、特に予定もないよ?』 『じゃあ土曜日で。あ、それと』 『うん?』 『先輩確か車をお持ちでしたよね?』 『持ってるけど?』 先月買い換えたばかりの四輪駆動車の事だ。前回の懇親会の時に話をした事を覚えていたのだろう。 『あの…勝手を言って申し訳ないんですけど、土曜日、車を出していただく事はできませんか?』 『はあ?』 美穂は何を言い出すのだ。 相談したい事があるのはいい、お詫びのつもりか何か知らないが、食事もというのもまあ良しとしよう。今度は車とは一体何の目的が? ここまで想定外の台詞が飛び出すと、何か違う目的でもあるのではないかと勘ぐりたくもなる。先程も述べた通り、僕と美穂の間には特別な関係など何もない。ドライブまで付いてくるような間柄では決してないのだ。 美穂はどちらかと言うと、社内でも目立たない方で物静かな大人しいタイプの女性だ。が、顔立ちは整っており、美人に分類される方ではあった。身長も比較的高い方でスタイルも良い。異性として意識した事はないと言えば嘘になるが、あまり感情が顔に出るタイプではない為、時に冷たい印象を持たれてしまう事もあるようで、社内の男性の評価もはっきりと二分されていた。かく言う僕も、美穂に対しては割とクールな女性という印象を持っており、懇親会の場でもあまり会話も続かない為、正直付き合いたいとまでは行かないなあと、勝手な事を思っていた。 相談、食事、ドライブ?と想定外の話が次々と出たからと言って、付き合いたいとまではいかないなどと上から物を言うような感想を持つのもおかしな話ではあったが、こうなると、もしかしてこいつ僕に気でもあるんじゃないかと思ってしまうのも、男子としては無理ない話であった。 …もしくは変な勧誘でも企んでるのか。 僕はその辺の疑問を遠回しにぶつけてみた。 『車は別にいいけど…食事するだけならその辺の駅前の店とかじゃダメなの?』 すると美穂は言った。 『駅前とか…会社の近くだと休日出勤の人に見られちゃうかもしれませんし…それにちょっと行ってみたいお店もあって』 ますます恋愛商法の疑いが濃厚になってきた。 会社の人に二人でいるところを見られたくない、二人で(?)行ってみたいお店がある、これだけ聞けば、美穂が僕に恋愛感情めいたものを持ってると思っても不思議はない。が、くどいようだが僕と美穂はそんな間柄では断じてないのだ。冷静に考えれば、舞い上がる方がどうかしている。 そんな事を考えていたら再び美穂が言った。 『じゃあ土曜日は3時ごろ待ち合わせでいいですか?』 『へ?』 妙に中途半端な時間だ。しかもそれから食事となると…。 『えっと…食事って、晩飯?』 『あ、その行きたいっていうお店、夕方に行くのがベストなんです。しかも近くに電車とか走ってないので車で行くしかなくて…』 『はぁ…』 なんだかいつの間にか美穂のペースになっている。目的も動機も全くわからないが、こうまで謎が深まると逆に興味が湧いてきた。 『わかったよ。じゃあ3時に…ええとどこで待ち合わせしようか?』 『あ、じゃあすみませんが逗子駅まで来ていただいてもいいですか?そこからならお店までそんなに時間もかかりませんし』 逗子だと? 一体どこまで行くつもりなんだ? 僕の住んでいる洋光台からは横浜横須賀道に乗れば逗子まではそんなにかからない。事情がよくわからないままだったが、それほど手間な訳でもないので僕は了承した。 『じゃあ土曜日に。今度こそ本当に、お先に失礼します』 そう言うと美穂は、僕にはあまり見せた事のない笑顔でにこりと笑うと、階段に向かって駆け出していった。 僕はその笑顔に少しどきりとした。 あんな笑顔もできるんだ…。 大きな音を立てていたコピー機はとっくに止まっており、人けのない事務所はシンと静まりかえっていたが、僕はしばらくの間、美穂が立ち去った廊下の先を見つめていた。 続く
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gmystudio Good 👍👍👍
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tatsumax55 西日暮里駅前のスポーツジムのビルの壁面がぁぁ(笑)
liyunjian0615 人形ですよね!すごいね!(^O^)
* 今日も蒸し暑いですね〜😵💦 と言っても、夏はこんなもんじゃないですね😅 頑張りましょう🍧 * * iPhone 5 Snapseed Impression Lenslight LensFlare PSExpress
tosa_nishikawa 高松は今日も暑かったです。水不足が心配ですが、明日は降るかな⁈
tubagon @hatsuefumi ふみさん、ありがとうございます😆💦🙏ジメジメを吹っ飛ばせブルーです😁👍
tubagon @tosa_nishikawa 空梅雨も困りモノですね💦やっぱり梅雨は、雨と紫陽花とカタツムリですかね😁
panco_navi いいトーン💜
haru_blues ため息…*:ஐ(●˘͈ ᵕ˘͈)人(˘͈ᵕ ˘͈●)ஐ:*
hitennenshoku @panco_navi ありがとうフィルター様様^^
ramulock2 @snowyyo21 ありがとでーす🙏😍 良い夢みて下さいね〜😘✨🌹
ramulock2 @kaokao0915 かおちゃん、あざまーす🙏😍 秘密兵器のおかげ〜😁✌💕
koichi1717 これぞストリートショット
coklatvanili I missed so many 😱😱😱 always a great journey to visit your gallery my friend 😘🙏✨
ramulock2 @cokana thank you very much Rifka😍😍😍🙏💨✨ I really appreciate your kind words😁🌹✌
jzrg 姿勢いい人ですね🏃✨
ramulock2 @jzrg 🙏😊
capra311 👍👍👍👏👏👍
ramulock2 @capra311 🙏🙏🙏😊
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